解決事例
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解決事例報告Solution case report

  • 後遺障害認定等級14級を獲得したことで 損害賠償額を増額させることができました。
    2017-12-07
    交通事故の被害者になり相手方の保険会社と話を進めていくことに不安を感じ・・・

    相談事例

    相談者様は、50代の女性です(本件事件当時)。
    ある日、相談者様が自転車で走行して交差点に進入したところ、出会い頭に相手方の乗る自動車と衝突する交通事故が発生し、相談者様は右鎖骨を骨折するなどの怪我を負いました。その後、相談者様は、鎖骨の治療を続けていたのですが、鎖骨が接合しないうちに相手方の保険会社から症状固定を言い渡されてしまいました。そして、保険会社に言われるままに後遺障害診断書を提出して後遺障害の認定を受けたとところ、後遺障害非該当との連絡が相談者様のもとに届きました。
    相談者様は、このような状況の中でこのまま保険会社と話を進めていくことに不安を感じたため、当事務所の弁護士に相談して事件処理を依頼しました。

    解決結果

    1.弁護士は、まず保険会社に対して受任通知を送り、保険会社側が相談者様から徴収した資料の確認をとりました。また、相談者様が通った病院等のカルテを取り寄せ、相談者様の症状と治療の経過の証拠を揃えました。そのうえで、後遺障害の認定等級に対する異議申立てを行いました。その結果として、後遺障害14級の認定を獲得しました。
    2.その後、具体的な賠償額を保険会社との間で交渉したところ、後遺障害14級を前提としても当初の保険会社の提案額は80万円程度でした。そのような保険会社の提案には納得がいかなかったので、保険会社の主張の問題点を細かく指摘することによって160万円余りまで賠償額を増やすことができました。この交通事故で相手方の車両にも損害が出ていたため、その修理代として相談者様が別途10万円余りを負担することにはなりましたが、それを差し引いても150万円の賠償額を獲得することができました。

    弁護士のコメント

    交渉時の保険会社のからのスタンスからすると、後遺障害の認定がなければほとんど賠償はなかったのではないかと思います。相談者様が納得できるところまで賠償額を増額させることができてホッとしています。
    後遺障害の認定獲得のためには如何に証拠をそろえるかが重要だと考えています。証拠をそろえて、適切な主張をできたことが今回の事件処理が上手くいった要因だと思います。

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